私がよく車の運転をしながら聴いているラジオ番組、『JAM THE PLANET』。
そう、このブログの第1回目の記事の吉田まゆさんが月曜火曜の19時代のナビゲーターを務めている番組です。
この番組内で政治問題のニュースを取り上げる際に、解説としてよく出演している武田一顕さん。
武田さんの特徴は、「本音を話す」という言葉が適切なのでしょうか。
そんな武田一顕さんは、今まさに春節(中国の旧正月)の中国に精通していて、元々はTBSの社員だったそうです。
また、国会王子というニックネームもついていますのでその由来なんかも深掘りしていきたいと思います。
常に本音の武田一顕の簡単プロフィールとTBS社員時代
武田さんに関しての記事は正直言って少なく、情報が少ないのですが、簡単にプロフィールとTBS時代についてまとめてみます。
簡単プロフィール
X投稿内の画像、左から2番目の方が武田さんです
名前 : 武田一顕(たけだかずあき) 生年月日 : 1966年9月18日(2024年2月現在、57歳) 出身 : 東京都 学歴 : 成城学園中学・高校〜早稲田大学第一文学部 経歴 : 1991年、TBS入社 1994〜98年、北京特派員 1999年、国会記者担当 2023年、TBS退社 |
名前の『一顕』ですが、wikipediaでは『一顯』、武田さん公式サイトでは『一顕』となっています。
『顯』について調べてみました。
画数 23画 種類 人名用漢字 名付けに使えます 名のり 訓読み あき(らか)・あらわ(す)・あらわ(れる) 音読み ケン 部首 頁(おおがい) 漢字検定 1級・準1級 他字体 顕 の旧字体 『名付けポン』から引用
『顯』は『顕』の旧字体のようですね。
本名はきっと旧字体を使った『一顯』なのかもしれませんね。
大学時代は中国文学を専攻していたようで、大学在学中には香港中文大学に1年間留学していたそうですよ。
ちなみに、香港中文大学というのは、「世界大学ランキング2024」で53位だそうです。
えっ?53位?
その基準がいまいちわからないですよね(笑)。
ちなみに、日本のトップ、東京大学は29位、京都大学が55位とのこと。
香港中文大学は京都大学と同程度のランクということになります。
もちろん、この順位は、単に偏差値だけを鑑みたものではないようなので、イコール頭の良さ・・・というわけではないのですが、どちらにしても、レベルの高い大学問うことに変わりはなさそうですね。
そんな大学に留学した武田さんもきっと優秀だったんでしょうね。
話を戻しますが、武田さんは、中学時代の漢文の先生に中国語の勉強を勧められ、その時に初めて中国文化に出会ったそうです。
「中国4,000年の歴史」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、中国の歴史に興味を持つ方って結構多い気がしますよね。
何を隠そう私もその一人です。
確か、小学生高学年か中学入学後だったかと思いますが、吉川英治さんの講談社の文庫にハマり、全5巻?だったかを2回ぐらい読み、パソコンの三国志のゲームにもハマり、その小説を見返しながら夜な夜なゲームに興じていたときもありました。
史実7割ほどと言われているようですが、三国志にハマった人は相当いるのでは???と思います。
今思い返すだけでも、劉備亡き後の蜀の衰退っぷりには悲しくなりましたね。
今回も話が逸れてしまいました・・・。
武田さんが三国志に魅せられたかどうかは分かりませんが、大学時代の中国留学経験などがTBS入社後も生かされていったようですよ。
TBS時代
武田さんは、放送記者志望だったようですが、1991年入社時は営業部に配属されたようですね。
放送局の営業職ってどんな仕事なんでしょうね?
放送局というと、華々しいイメージがあり有名人と知り合いになれる・・・そんな短絡的なイメージがすぐに浮かんでしまいますが、営業のメイン業務は「CM広告の受注」です。
放送局の売り上げの大部分は広告収入ですから、とても重要ですよね。
ある意味、なくてはならない・・・そんな部署ですね。
それ以外にも、スポンサーが関わるイベントの企画立案・収録の立会なども含まれるようです。
広告枠の営業、企画立案もして収録の立会まで・・・。
そのほかに社内業務もあるでしょうから、想像するだけでも「お疲れ様です」と言いたくなってしまいますね。
自分も、かつては別業種ではありますが長年営業職をしていました。お客さんとの交渉・社内生産担当との折衝・社内事務仕事、今考えるだけでもお腹一杯になっちゃいます(笑)。
そんな営業職を務めたのち、1993年には報道局でカメラマンを務め、1994年に特派員として造詣の深い中国の北京へ赴きました。
1998年に赴任期間を終え日本に帰国し、1999年から国会記者を担当しつつも、中国へ渡り取材も続けていました。
小泉政権の時は、総理の北朝鮮訪問に同行して取材もしたそうです。
その後は、報道局の編集長を務めつつ、トークイベントやテレビ番組に出演したり、なんとある議員のドキュメンタリー映画の監督を務めたり、ニュース投稿・週刊誌の記事投稿など、多くの活動をしていました。
そして2023年、TBSを退社し現在はフリーランスのジャーナリストとして活動しています。
退社した明確な理由はわかりませんが、
最近の武田さんは報道局の編集長として出稿するニュースをチェックする立場にいました。デスク仕事が続き、以前のように自由に外で取材する機会が激減していたため、現場が恋しくなったようです。今後はフリーのジャーナリストとして活動していくと聞いています
とあるように、自分自身で現場の生の声を取材したかったんでしょうね。
武田さんの解説を聞いていると、私だけが感じることなのかもしれませんが、多くのニュース解説の方の発言というと、単語は違えど、みな同じことを言っているように感じることが多いです。
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と、なんだか慎重になりすぎている方が多いように思う時がありますが、武田さんは時折笑いを交えながら、「だから言わんこっちゃない」と言いたいような、本音を語っているように聞こえ、自分自身、「あーそういうことなのね」と今までわかったふりをしていて実はあまり理解していなかったことなどが明確になる・・・そんな解説をしています。
最近の裏金事件の武田さんの解説
政治ジャーナリストの武田一顕さんは「裏金が何かわからない、わたった人数もわからない、何に使ったかについてまだ調査をしていないと、開いた口が塞がらない答弁の連発だった」と怒りを露わにします。
『MBS NEWS 2024年1月29日』より引用
また、音声だけですが、武田さんの本音が聞けるサイトがあります
音声プラットホームのvoicyというサイトで、かなり最近の武田さんの音声解説を聞くことができます。
人の受け取り方は十人十色。
嫌に思う人もそれは必ずいます。
TBSラジオの武田一顕という記者はいつもこうなのか? 民主党代表選の翌日の今朝、「森本毅郎スタンバイ」という報道番組を聞いていたら、TBSの武田一顕という記者が出ていました。すごかったです。 この人は、もともと小沢さんを支持していたようで、のっけから「どの新聞もうれしそうに書いている」だの不満たタラタラ。挙句の果てに、 「小沢さんだったら景気がよくなったのに、菅さんを選んだだから、国民のみなさんはこれから景気低迷の地獄を味わってください」と言う始末。 不偏不党の放送記者でも贔屓目に見る人はたくさんいますが、こんなひどい捨てゼリフを聞いたのは初めてです。
TBSラジオの武田一顯(たけだかずあき)記者について 皆さんは武田記者についてどのような印象を抱いていますか? 私は、武田記者のリポートを聞いてられません。 この人のリポートはいつも「政局」や「誰が辞める」みたいな話でばかり結末をつけるので好きではありません。 この人が喋り始めるとラジオを消したり、ポットキャストだと早送りしてしまいます。
『Yahoo知恵袋 2011.8.31』より引用
私は、こういう本音を語るジャーナリストがいてもいい・・・というかそれが当然だし、いろんな意見があっていいと思います。
2021年8月1日を最後にその後は更新されていませんが、武田さんのブログがあります。
そこにも、噛み砕いた本音の記事がありますので、ぜひ一度読んでみてくださいね。
もしかしたら武田さんは、中国赴任時代、中国の言論の統制を強く感じたのかもしれません。
だから、言論の自由な日本で、自分の言葉で本音で語っているのではないか・・・と感じました。
そして、会社という組織に属していれば、何かしら制約されたり、叩かれて責任を取って・・・ということもあり得ます。
そんな事情と、「現場が恋しい」という思いで、フリーランスの道に進んだのかもしれませんね。
国会王子の由来の番組
武田さんを調べていると、「国会王子」というワードが出てきます。
これは、武田さんのニックネームです。
『BATTLE TALK RADIO アクセス』というTBSラジオの番組内で女性リスナーから呼ばれたのが由来のようです。
この番組は、「朝まで生テレビ」に一般人が参加する、そのラジオ版のような番組だったのでしょうかね。
その日発生した注目のニュースを紹介したり、旬の話題や社会現象などから日替わりのテーマを決めて、ナビゲーター(司会者)、トークパーソナリティ(レギュラーコメンテーター)、リスナー、時にはゲストを交えて討論(番組では「バトル」という)したりする生放送番組
『wikipedia 』より引用
リスナーまで交えていたら、番組時間内に放送は終わるのか???なんて思ってしまいますよね。
国会王子というニックネームがどのような経緯でついたのかまでは分かりませんが、1999年から国会担当となり、とことん取材をして国会に精通していたからこそこんなニックネームがついたのでしょうね。
武田一顕さんが精通している中国は今まさに春節
春節って知ってますか?
いわゆる旧正月と呼ばれるものです。
この記事を書いている今日がまさに春節です(笑)。
旧正月って言葉はなんとなく聞いたことがあるけど、日本ではほとんどスルーですよね(ちゃんとお祝いしている方がいたらごめんなさい)。
日本は西暦を採用したため、現在の1月1日を正月としているようですね。
だから馴染みがないのも肯けます。
中国のイメージが強いですが、日本が属する「東アジア」、韓国、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシアなどの国々では春節はしっかり祝日とされています。
春節について、武田さんが解説しています。
『MBS NES』 2024年2月9日放送分より
私の知人の商社マンは韓国のソウルで働いていますが、日本の正月の頃には帰ってこない年が多いです。
その代わり、春節のちょうど今ごろに帰国することが多いですね。
ちなみに今年も帰国していますが、都合が合わず今年は会えません(笑)。
話を戻しますが、武田さんは、MBS毎日放送の『よんチャンTV』の金曜レギュラーとして出演しています。
関東圏では見ることはできませんが、見ることができる地域にお住まいの方は、ぜひチャンネルを合わせてみてください。
武田さんの1番の魅力である「本音」。
これからも様々なメディアに出てくることかと思いますが、世間の批判の声に負けず、本音を貫いていって欲しいですね!
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