J-WAVEで放送中の、『JAM THE PLANET』という番組の月曜・火曜の19-20時のナビゲーターを務めている吉田まゆさん。上品な話し方の中に垣間見える気さくな雰囲気の吉田まゆさんはどんな人なのでしょうか???
- フリーランスとして活動するキャスター・ジャーナリスト・特派員
- ロイター通信の日本人女性初の英語キャスター特派員
- キャリアブレイクを取り、育児とPTAに専念
- WOMEN IN JOURNALISM JAPAN共同発起人
- J-WAVEのナビゲーター(ラジオパーソナリティー)
吉田まゆさんのプロフィールを紹介
- 生年月日 : 不明
- 出身地 : 不明
いきなり不明ばかりですみません。
J-WAVEのサイトの中で「中学生のころ、3.11同時多発テロの映像を見た」という発言、彼女のインスタグラムで我が子の七五三の投稿などから推測すると、仮に2001年の同時多発テロのときに中学生(13~15歳)だったとしたら、1986~88年ごろの生まれで、現在35~37歳ということが推測され、七五三を迎えるお子さんの母親としては丁度いい感じの年齢ではあります。
とにかく、彼女の情報はネットにはほぼありません。wikipediaもありませんでした。
慶應義塾大学総合政策学部卒業
キャンパスは神奈川県藤沢市。
卒業生の中で著名人多数です。政治家・大手企業の社長・教授・芸術家・芸能人などなど。
女優の二階堂ふみさんも同学部の卒業生。
はるか下の大学を卒業した身からすると、「慶応義塾大学総合政策学部」って、頭脳明晰な人ばかりなんだろうな・・・なーんて思ってしまいます。
共同通信社で英字新聞記者
おそらく多くの方が聞いたり文字を見たりしたことがあるであろう共同通信社。日本国内外のニュース・写真・記事のデータを日本国内の新聞社やNHK・民間放送局に提供している通信社です。
東大・京大・早稲田・慶応出身者が半数以上を占めており、大変高学歴な組織です。
おまけに、採用人数は毎年20人弱(2020年の情報、年度によって変化あり)と少数精鋭。
筆記試験・和訳・面接・グループディスカッションという試験を経て採用ということなので、やはり頭脳明晰さはもちろん、「ここで働きたい、ここに入社したい」という強い信念と深くて的確な自己分析が必要なのかもしれませんね。
日系テレビ局で制作サイドの経験
こちらの情報は不明です。
吉田まゆさんご本人のSNSで、自身のパソコンで動画を編集している画像を見たことがあります。
この投稿をInstagramで見る
どういった経緯で制作の経験をしたのかは不明ですが、もしかしたら自身で編集して配信する必要性を感じたのかもしれませんね。
NHK WORLDの経済レポーターとして金融ニュースを担当
NHKWORLDはNHKの行う国際放送・協会国際衛星放送及び外国向け番組配信をしています。吉田まゆさんは、平日9時台、12時台、15時台に東京証券取引所より中継担当していたそうです。
ところで皆さん、NHKWORLDって見たことありますか?
私は見たことがなかったので、NHKWORLDのサイトから視聴してみました。
日本のニュースや相撲、観光地の案内、動物写真家の岩合光昭さんの猫など、様々な映像がありました。
もちろん言語は英語。
ですが、「話す速度はそれほど速くない」「日本のニュースで流れるような見慣れた映像」「字幕設定をオンにすれば、英文が表示される」ので、英語を勉強したい人、英語がちょっと苦手な中高生にはとても良いのでは?と思いました。
日本がどんな風に海外に紹介されているのか、我々が使っている日本固有の単語がどのように英語で表現されるのか・・・などの勉強ができ、私は早速ブックマークしておきました。
皆さんも、もしよろしければ視聴してみてください。
WOMEN IN JOURNALISM JAPAN(WJJ)
「日本の報道現場の女性の増加、同質性の高いニュースルームの変化、報道の着眼点の多様化を目指す記者たちのグループ」の発起人の一人。ほかの発起人には、元TBSアナウンサーの小島慶子さんがいらっしゃいます。
吉田まゆさんのエックス(旧Twitter)では、ジェンダー平等の記事、政治、記憶に新しいのはWBCなど、多種多様な記事やサイトをリポストしています。
そして、それらにコメントを添えています。
決してくどいわけでもなく、ちょっと引いちゃうという感じでもなく、サラッとしていますが、思いつきの軽いコメントではなく、吉田まゆさんがジャーナリズムとして見てきた世界、それに裏付けられる考え方などがみて取れます。
吉田まゆさんのロイター時代
ロイターとはイギリスの報道および情報提供企業。
ビジネスを中心にスポーツ・自然災害・要人インタビューなど多岐に渡る日本のニュースを取材し英語でグローバル配信していたそうです。
吉田まゆさんは、英語キャスター特派員・シニアプロデューサーとして活躍していたとのこと。
吉田まゆさんのfacebookには、ロイター時代の記事のリンクがありました。
英検のテスト問題のような長文で、何が書いてあるかを理解するには英和辞書を片手に1日かかってしまいそうです。
ロイター時代には、お子さんのご病気で急遽休みを取らなければならなかった時に、香港の男性キャスターに代わってもらったり、逆にそのキャスターが急病で休まなければならない状況のときに吉田さんが代役を務めたことがあったようです。
『お互いが頼りやすい風土→より働きやすい組織になるはず』、『メディアが率先し、多様で柔軟な働き方を受容するべき』という考えており、『男女比率は言うまでもなく、意思決定層が特定の年齢層の男性ばかり』ということも痛感しており、共同通信やロイター時代に感じたり経験したことが『WOMEN IN JOURNALISM JAPAN(WJJ)』の発起人につながったのかもしれませんね。
J-WAVEのナビゲーターとしての吉田まゆさん
ロイター退社後は、いったんそのキャリアを停止し育児に専念しているようですが、2023年の10月から、J-WAVEの『JAM THE PLANET』という世界のニュース・情報というグローバルな情報を届ける番組の月曜日・火曜日のナビゲーターを務めています。
彼女のSNSでは英語での報道の動画を視聴することができます。
我々が学校で習ったカタカナ英語ではなく、まるでネイティブと思うような流暢な英語(実際のネイティブの人が見たらどうなのかはわかりませんが)。
『JAM THE PLANET』の放送の中で、「アメリカの小学校低学年のときに・・・」と言っていたことから、アメリカで生活をしていたようです。であれば、あの流暢な英語は納得がいきます。
また同様に放送の中で、『旅行先に家族を残し番組生放送に間に合うように一人帰ってきたこと』、『番組途中の機器の不具合により冷静ではあるものの若干焦っている様子』、『初登場日の終了時には「あー緊張したー」という開放感』、など彼女の素の部分が出てとても親近感が沸きました。
そして、吉田まゆさんは、「今華々しく見える人たちは悔しくて苦しい思いをしている」という内容の投稿をSNSでしています。
きっと自分自身がそうだったのでしょう。
私から見たら華々しく見える吉田まゆさん。
しかし本人は、共同通信で、ロイターで、そして私が知る由もないところで悔しくて苦い思いをしてきたのですね。
正直、この言葉には私も元気をもらいました。
私は、ワールドワイドな経歴と番組やSNSで感じることのできる彼女の素の部分のギャップが聞きたく、毎週radikoで聞いています。
これからのますますの活躍を陰ながら応援していきたいです。
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