2024年春のドラマに2本出演している女優の佐津川愛美さん。
愛くるしい表情が素敵で、ドラマや映画に多数出演しているのでご存じの方も多いかと思います。
その佐津川愛美さん、今年デビュー20周年を迎えます。
どちらかというと主役よりも脇役としての存在感を発揮している佐津川愛美さん。
過去にはオリンピックに出場?!なんて噂も???。
そんな佐津川愛美さんについて調べていきたいと思います。
佐津川愛美さんは新体操でオリンピックに出場していた?
まずは、恒例のかんたんプロフィール。
佐津川愛美(さつかわあいみ)
○生年月日
1988年8月20日(現在36歳)
○出身
静岡県静岡市○血液型
O型○所属事務所
ホリプロ○主な経歴
2002年 スカウトされる
2004年 高校入学、上京
2005年 映画デビュー作『蝉しぐれ』でブルーリボン賞助演女優賞にノミネート
2007年 『腑抜けども 悲しみの愛を見せろ』で、上記同賞の助演女優賞と新人賞にノミネート
以後、これまでに映画60本以上、ドラマ100本以上に出演
佐津川さんはこんな方
この投稿をInstagramで見る
14歳のときにスカウトされて、「チャンスがあるなら」と、軽い気持ちで芸能界に飛び込みました。最初はドラマや映画など、さまざまなオーディションを受けるんですが、周りはダンスや歌を積極的にアピールできる人ばかり。小さいころから芸能の道を目指している人との差は歴然です。「私が来るようなところじゃないのかなぁ」なんて、ひとごとのように思っていました。オーディションのたびに「隣の人が受かればいいのに」って思いながら、早く終わることだけを考えていたくらい(笑)
『アルバイトニュースan インタビュー』より引用
でも佐津川さんにだって、実は立派な特技・実績があったんです
全国大会ジュニアオリンピック個人総合24位
「ずっと新体操をやっていました。クラブチームに入って本格的にやっていたので、毎日毎日練習で、放課後も友だちと遊べないほど練習していました。
夏休みとか土日には大会があったので、すごくいっぱい練習するみたいな感じで、とにかく一生懸命新体操をやっていました」
2005年、助演女優賞 → 薬師丸ひろ子(ALWAYS 三丁目の夕日)
2007年、助演女優賞 → 永作博美(腑抜けども 悲しみの愛を見せろ)
佐津川愛美さんの脇役としての活躍
その後は地道に脇役として実績を積み重ねにより多くの作品に出演してきました(プロフィールでも書いた通り映画60本以上、ドラマ100本以上)。
私は佐津川愛美さんをいつ認識したのかははっきり覚えてません。
自分が好きで見ていたドラマに出ていなかったのかもしれませんね。
私が強く佐津川愛美さんを認識したのは、2012年と2014年に続編が放送された、
でした。
キャストは小泉今日子・中井貴一・飯島直子・坂口憲二・内田有紀。
なんとも豪華ーーーって言いたくなるキャスト陣ですが、佐津川愛美さんは中井貴一さんの部下(市役所職員)として、脇役(=バイプレイヤー)ではありますが出演していました。
(当時の)今時の若い女性職員?という感じの役を演じていて、続編ではなんと坂口さんと結婚するのです(もちろんドラマでの話)。
当時の自分は、「えっ?この子誰???可愛いな」というのが第一印象でした(自分も小柄なので小柄な女性を好むのかもしれません(笑))。
だから、作品を見て初めて、「あっ、出てたんだ!」みたいな感じで佐津川愛美さんを見かけることがありました。
新ドラマの番宣や新作映画の舞台挨拶って主役級の人しか登場しないので、次の新ドラマのキャストは誰なんだろう?と自ら調べない限り脇役(=バイプレイヤー)の出演情報ってわからないですよね?
デビュー20周年を迎えた佐津川愛美さん
佐津川愛美さんは今年デビュー20周年を迎えました。
でも、その短いようで長い年月は、決して平坦な道ではなかったようです。
これまで地道に脇役として数多くの作品に出演し活躍してきましたが、2022年に主演として公開予定だった『蜜月』という映画が、監督の性加害問題で公開中止となってしまいました。
4年の歳月を費やして完成に漕ぎ着けた後の公開中止。
さぞかし佐津川愛美さんは悔しくて仕方なかったのかなと思います。
その当時の心境を公開中止になってから約1ヶ月後に本人の文章で連載されている幻冬舎の連載で綴っています。
今回のようなことが裏にあったことが、とにかくショックで、悔しくて、やるせなくて、いまだに言葉にするのは難しい気持ちが駆け巡っている。
自分にとって大切なこの世界で、色んな辛い思いが生まれている。その思いをずっと我慢してきた方が居る。公開中止という結果が
今後の映画界、エンタメ界をより良くする
何かのきっかけになってくれたら、それでいい。
そうしていくのは、私たちです。ここに記したのは、いつもの私のエッセイです。
誰かに向けて鋭い意見を言いたいわけではありません。私も乗り越えたいし、前を向きたいし、その為に書かせてもらいました。
幻冬舎plus『いつまで自分でせいいっぱい? 2022年5月4日 #12 思うこと』より引用
そして、今年の連載では、
主演させてもらう作品のときには必ず先に監督とプロデューサー陣とお会いして、撮影現場が少しでも働きやすい環境になるよう、自分なりの心掛けを広めてもらいたいお願いをするようになった。
これは私が20年この仕事をやってきたから、耳を傾けてもらえるようになったことのひとつだと思う。
幻冬舎plus 『いつまで自分でせいいっぱい? 2023年11月19日公開 #45 主演は苦手だけど』より引用
と綴っています。
公開中止という出来事から乗り越えたい、そのためには私はどうすればよいのか?
その答えを見つけるために、佐津川愛美さんなりに行動をし、20年という積み重ねの大きさを佐津川愛美さん自身が強く感じているのではないでしょうか???(飽くまで私個人的な感想です!)
内容がやや重くなりがちではありますが、佐津川愛美さん20周年の企画があるそうです。
この記事を読んでいただいて興味を持っていただいた方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか???
軽い気持ちで芸能界に飛び込み、同じ事務所の女優のブレイクの影に隠れた印象ではありますが、数多くの作品に出演して積み重ねてきたもの、そしてご自身の変化?などから、今はなくてはならない脇役(=バイプレイヤー)として大活躍している佐津川愛美さん。
30代半ばに差し掛かった彼女の演技、今後も注目していきたいですね。
コメント