J-WAVE、2024年4月の番組改編で、月~木、13時半から新番組がスタートしました。
『PEOPLE’S ROASTERY』という番組です。
この番組のナビゲーター(進行役)を務めることとなった長井優希乃さん。
バックパッカーで海外を回る旅人であったり、教員もやっていたとかいないとか…。
そのあたりを深堀していきたいと思います。
J-WAVEナビゲーターとして活躍中の長井優希乃さん
まずは簡単な長井さんのプロフィールです。
○1991年、東京都出身
○立教大学で文化人類学を学ぶ
○2015年、京都大学大学院人間・環境学研究科共生文明学専攻
○2018年、JICAの青年海外協力隊参加、マラウイ共和国へ
○2021年、帰国後、母校の中学校社会科の教員に
○2022年、J-WAVEナビゲーターとなり番組を持つ
J-WAVEナビゲーターの他に、植物で肌を様々な模様に染める身体装飾「ヘナ・アート」のアーティストとしても活動している
長井さんはこんな方です。
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上に書いたプロフィールだけ見て長井さんってどんな人なのかなーって想像した方、実際の長井さんをご覧になっていかがでしたか???
私が長井さんを知ったのは、J-WAVEの早朝の番組です。
毎朝車で聞いていて、なんと柔らかくて爽やかでゆっくりした語り口だなと感じていて、自分なりに勝手に長井さん像を作り上げていたので初めて画像を見たときは、とてもいい意味で裏切られました(笑)。
「え?長井さんってギャル風?」
その後、経歴を調べてみたら、なんと京都大学大学院卒となっているじゃないですか!
このギャップは、本当自分が生きてきた中でもトップクラスに入りました。
そんな長井さんですが、大学〜大学院で文化人類学を学んでいたようです。
そのきっかけを、『まちだでくらす』というサイトで語っています。
大学進学にあたり、どの分野の勉強をしようかと考えたときに、中学生の頃にネパール舞踊に出会ったことがきっかけでずっと興味があった文化人類学が学べる大学を目指しました。
大学院生時代に、フィールドワークとして長期滞在したインドで「ヘナ・アート」に出会い魅了され、現在は、「ヘナ・アーティスト」としても活動しているようです。
そもそも、「ヘナ・アート」ってなに?ってお思いの方も多いのでは?
私もその一人でした。
ヘナアート(ヘナタトゥー)は、インド~北アフリカまでの地域に自生している、「ヘナ」という植物の葉を原料とした、染色アートです。この地域で伝統的なヘナによる染色は、人体に施すと、1週間~2週間程度染まります。
ヒンディー語では、「メヘンディ(Mehndi)」(もしくは、メンディ)と言い、綺麗なだけでなく、発祥は魔除けの意味がありました。
『あなたのお悩み駆け込み寺 永久 TOHWA』より引用
染色アートであり、体に施すこともできるようですね。
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手の甲に描かれたもの、それが「ヘナ・アート」です。
確かにタトゥのようですね。
タトゥほど一生残るものでもないようなので、ちょっとだけやってみたいという方には良いのかもしれませんね。
長井さんのイベントもあるようなので、興味のある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか???
バックパッカーとして32カ国を訪れた長井優希乃さん
長井さんは、大学在学中に1年休学して、バックパッカーとして世界32カ国を旅してきました。
ただそんな中で机上で学ぶだけでなく、自分の目や身体で世界の生の文化や暮らしを見たい、触れたいと思い始めました。そこで大学を休学し、バックパッカーとして世界を巡ることにしました。
『J-WAVE 32か国を巡って得た、新しい視点。長井優希乃が世界の面白さを語る』2022/12/1より引用
長井さんが訪れた国ってどこ???
残念ながら、長井さんが訪れた32カ国は全てわかりませんでした。
はっきりわかったのは、ネパールとエチオピアぐらい。
でも、この2国だけでもすごい勇気だなと思いました。
そもそもバックパッカーで旅すること自体、とても勇気がいる行為だなーと思ってしまうのは私だけでしょうか???
ただ、私もそんな大きなリュック一つで世界を旅するバックパッカーに憧れたことがありました。
26歳の頃、会社の夏季休暇9日間を使ってカナダに行ったのです。
大きなスーツケースではなく、60リットルだったかな、とにかく大きな登山用のリュックを買ってそれに荷物を詰め込んで。
ただ、カナダに到着して露頭に迷うのは嫌だったので、到着日のホテルだけは予約しましたけどね(笑)。
それ以降は、「地球の歩き方」を片手に拙い英語で安宿に泊まり、移動は路線バスと列車で。
路線バスを乗り継いでちゃんと次の目的地に到着できた時の喜びはなんとも言えないほどで、旅してるなーと一人喜んでいたのを覚えています。
ただ、やはり、常に言いようのない不安があってあんまり寝付けなかったですね。
早く帰国の日にならないかな・・・と思うこともよくありました。
まぁ、そんな私のことはいいんですが・・・。
それを32カ国も訪れた長井さんは、私から見たら、「すごい」の一言につきます。
怖いって思うことも何度もあったとは思いますが、常にポジティブに考えていたのでしょうね。
そんな長井さんは初対面の人と関わるときに意識していることがあったようです。
とにかく相手の言うことをまず聞くということです。「私はこういう人間で……」と説明するよりは、まず「あなたを知りたいです」と投げかけることが大事かなと思っていて。どんな人にもおもしろい部分があって、魅力があるんです。まずはそういった部分をみつけたいと思いながら人と接しています。
『J-WAVE NEWS 2024.4.25』より引用
「自分のことを知ってもらう」よりも、まずは「相手を知る」ことを意識していたようですね。
それが、32カ国を旅した秘訣だったんでしょうね。
長井さんのバックパッカー旅、1冊にまとめて出版したらぜひ読んでみたいですね。
日本で中学校社会科教員だった長井優希乃さん
プロフィールでもある通り、2021年青年海外協力隊の任務を終え帰国、地元中学の社会の教員として働いていたそうです。
これも見た目と仕事のギャップが・・・(笑)
2022年10月からは、J-WAVEの早朝番組、『JUST A LITTLE LOVIN’』のナビゲーターを務めています。
そうです、長井さんはこの頃、ラジオと教員の二足のわらじだったそうです。
青年海外協力隊から帰国ごは実家の町田市に住んでいたそうですが、ラジオの仕事がスタートしてからは平日は都心、週末は実家という二拠点生活を送っていたそうです。
母校である市内の中学校で担任を受け持ちながら社会科を教えていた頃に、番組が始まったので、4時にスタジオ入りして、ラジオ出演、1時間目に間に合うように町田へ移動して、教員の仕事をして夜に都心へ戻る、というハードなスケジュールでした
今でこそ、副業という言葉をよく聞くようになり、「会社員+副業」という方も結構多いと思います。
でも、長井さんの場合は、副業というくくりではないですよね。
どちらも重要な仕事ですもんね。
AM6時に番組が終わって、それから六本木(J-WAVEの所在地)から町田へ移動して教員って。
どのような交通手段で町田へ移動していたのかはわかりませんが、時間が読める鉄道で移動していた場合、
6:31六本木駅出発 → 新宿乗り換え → 7:29町田到着
学校の所在地は分かりませんが、そこから学校に移動って考えると、ホント、タイトな毎日ですよね。
そんなハードな生活でしたが、長井さんはしっかり脳内のリセットをしていたようです。
ラジオとのダブルワークはかなりハード。ただその期間は、体力的にはキツかったけれど、メンタルはとっても元気だったんです(笑)。ラジオは生放送なので、一つ一つの言葉をどのように発するかなど、そういう緊張感もあって、ものすごい集中するんです。そこで脳内の切り替え、リセットができたからだと思います
長井さんは、バックパッカー、青年海外協力隊、教員、ラジオ、ヘナアーティストなど、いろいろな肩書をお持ちです。
きっとそれらは、長井さんがやりたいことだったのでしょう。
いかがだったでしょうか???
長井さんの上辺だけを拾った感じでしたが、長井さんのことが気になった方は、ぜひラジオを聴いてみて自分なりに長井さんを感じてみてください!
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