26年ぶりに地上波連ドラに出演する山崎まさよしさん。
シンガーソングライターとして長い間活躍し、今もなおメディアではよく見かけますよね。
今回はその山崎まさよしさんの音楽のルーツや映画・ドラマの出演作品について考察してみます。
山崎まさよしさんってどんな人?
簡単にプロフィールをまとめてみました。
プロフィール
- 氏名
山崎将義(やまざきまさよし) - 生年月日
1971年12月23日(2024年7月現在、52歳) - 出身地
滋賀県草津市、山口県防府市育ち - 最終学歴
山口県立防府西高校 - 経歴
1995年、「月明かりに照らされて」でデビュー
1996年、ファーストアルバム「アレルギーの特効薬」発売
1997年、映画「月とキャベツ」で映画デビュー
映画の主題歌「One more time,One more chance」がロングランヒットし知名度が上がる
1998年、ドラマ「奇跡の人」(読売テレビ)で主役に抜擢
ドラマ主題歌「僕はここにいる」がオリコン初登場3位
2005年、初の紅白歌合戦に出演、「One more time,One more chance」を歌唱
デビュー後は、精力的なライブ全国ツアーを重ね、フェス・イベントの出演、ミュージシャンとしてのセッション参加などを重ね、ミュージシャンとしての活躍を見せつつ、映画・ドラマなどにも出演している
結構な数の楽曲(60曲・筆者調べ)が映画・CMやテレビ番組のエンディング等で使用されており、きっと耳にしたことがある人は多いと思われる
2010年3月、一般人と結婚、一男一女の父親
活動歴も長く、あれもこれもとプロフィール欄に書くとなると、日が暮れてしまいそうなので、大まかにまとめたプロフィールとなりました。
山崎さんの詳細なプロフィールを知りたい方は、以下を見てみてください。
年別に細かく見ることができますよ。
皆さんご存知かとは思いますが、山崎まさよしさんはこんな方です。
この投稿をInstagramで見る
デビュー当時から知っている身としては、いい感じで歳をとっているなぁと言う感じです。
ちなみに、1998年の山崎まさよしさんです。
うーん、若いですね。
プロフィールにも書きましたが、この曲はデビュー曲です。
実は、このライブ、NHK-BSで放送されたのですが、私もビデオテープに録画して視聴しました。
今でも、そのビデオテープは捨てずに残っています(視聴する手段がないんですけどね)。
当時私は、このライブを見て、
「なにこのギター演奏」
「こんな凄い演奏見たことない」
と衝撃を受け、このビデオを何度も見て、アコースティックギターを買って練習し、山崎まさよしさんにのめり込んで行きました。
結局、山崎さんのような演奏はできませんでしたけどね(笑)。
山崎まさよしさんの音楽のルーツは?
ルーツを探る前に山崎さんのライブいついて調べてみました。
山崎さんの弾き語りライブ
山崎まさよしさんは、「ONE KNIGHT STAND TOUR」という一人で弾き語りスタイルのライブを1997年から開始、昨年2023年に10回目のツアーが開催されました。
プロフィール欄で埋め込んだYoutube映像は1998年のツアーです。
回を重ねるたびに、使用機材も増え、圧巻は「サンプラー」と言われる機材を使用して、「一人バンドサウンド」を実現してしまうのです。
その映像がこちら↓です。
簡単にいうと、リズム(ギターのボディを叩く音)とリフ(ここでいうギターの単音)を一度自分で弾いてそれを録音し、繰り返しループさせ、それに併せメインのギターとブルースハープ(ハーモニカ)を弾いて演奏します。
全ての音は山崎さん本人のみなんですが、まるでバンドのようですよね。
そろそろ本題へ入りましょう(笑)。
山崎さんとブルース
こうして見てきたように、ギターの弾き語りや、サンプラーを使用した音作りへの探究心が止まない山崎さんの音楽のルーツは、実は、ブルースなんです。
山崎さんは、山口県防府市の高校卒業後、昼間は荷役の仕事をし、夜は山口県周南市にある『Boogie House』というライブハウスでライブ活動をしていました。
しかし、当時、山崎さんは、「ライブをやりたいけど、どういうスタイルでやればいいのか分からない」と悩んでいたところ、『Boogie House』のマスターから「ブルースはどう?」とブルースを勧められ、『ライトニン・ホプキンス』というブルースミュージシャンのテープを渡されました。
以下、『ライトニン・ホプキンス』を紹介している動画です。
いろいろ説明をしてくれていますが、4:08あたりから、実際の演奏がスタートします。
山崎さんは、このテープを聞き感銘を受け、これをきっかけに、作詞・作曲を始め、シンガーソングライターとしての一歩を踏み出したのです。
ちなみに、山崎さんのファンクラブ はこのライブハウスの名前から『BOOGIE HOUSE』と名付けています。
山崎さんの知名度が上がり、世間的に有名になってきた1999年、山崎さん自身がブルースの聖地を訪ねる特番が放映されました。
それがこちらです。
この番組では、現地のラジオ局を訪れ、ブルースの番組に出演したり、ブルースのライブイベントに飛び入り参加したりと、ブルースに触れて緊張しながらも興奮し楽しんでいる山崎さんを見ることができます。
山崎まさよしさんの「ドラマ・映画」出演作品
シンガーソングライター・ミュージシャンとしての活躍は皆さんご存知の通りかもしれませんが、何気に俳優としてドラマや映画にも出演しているのは知っていましたか?
これも全て挙げると終わらなくなってしまうので、私のお勧めメインで紹介していきたいと思います。
月とキャベツ 1997年 映画
デビューまもない1997年、『月とキャベツ』という映画に主役として出演しています。
『One more time,One more chance』はこの映画の主題歌でもありました。
ちなみに、この曲は、2007年のアニメーション映画『秒速5センチメートル』の主題歌にもなっています。
また、2018年の映画『50回目のファーストキス』の挿入歌としても使用されています。
名曲はいつの時代も色あせない・・・ということですね!
この映画は、群馬県の中之条町で撮影されました。
この町にある廃校になった中学校を使用した『伊参(いさま)スタジオ』というところで撮影期間中、山崎さんは寝泊りをしていたそうです。
実は、私も何度か訪れたことがあります。
撮影時の衣装やスナップ写真などが飾られてあり、当時の落書きなどもそのまま残っていました。
山崎まさよしファンにとっての聖地かもしれませんね。
奇跡の人 1998年 ドラマ
日本テレビで1998年10月〜12月に放送された『奇跡の人』に主役として出演しました。
CM映像がありました!
まだまだ現在ほどインターネットが主流でない時代だったので、情報があまりありませんね。
出演は、山崎さんの他に、『松下由樹』さん、『戸田菜穂』さん、『勝村政信』さん等々。
『僕はここにいる』という曲を書き下ろし、主題歌にもなっています。
山崎さんが売れ始めて、音楽にドラマにとかなり忙しかった頃ですね。
当時買った雑誌(はっきり覚えていません)にインタビュー記事があって、「いっぱいいっぱい」「イライラ」「不安定」のような言葉が語られていた覚えがあります。
残念ながらその記事のサイトを見つけることができませんが、そういった不安定な状況下での撮影だったんだなと、当時その記事を読んで感じた記憶があります。
このドラマで山崎さんは、『ザ・テレビジョン ドラマアカデミー賞』で新人賞を受賞しています。
Jam Films けん玉 2002年 映画
2002年に放映されたショートムービー『Jam Films』の中のひとつ。
映像がありました!
この『けん玉』には山崎さんの他に『篠原涼子』さんも出演しています。
二人ともお若い(笑)。
短編映画ではありますが、短い中にギュッと詰め込まれていて、とても面白かったです。
この記事を書いていたらまたみたくなってきました。
この『けん玉』以外も結構面白くて、2回ぐらいTSUTAYAでレンタルしました。
今でも活躍している俳優さんたちが出演しています。
プライムビデオにもあるようなので、是非チェックしてみてください。
☆
三ツ矢先生の計画的な餌付け。 2024年 ドラマ
一気に年代が飛びますが、こちらは、今年の7月25日からMBS毎日放送で始まるドラマです。
このドラマでは、山崎さんは料理研究家の役で出演します。
上に紹介した3つの映画・ドラマから20年以上経過し年齢を重ねた山崎さんがどんな演技を見せてくれるのか、そして料理研究家の役だから、きっと料理もたくさん出てくると思います。
もちろん、オープニング主題歌も山崎さんが手掛けるそうです。
どんなドラマなのか、とても楽しみですね。
この投稿をInstagramで見る
いかがだったでしょうか?
山崎さんの魅力はまだまだ書ききれないほどあるのですが、この記事を読んでいただいた方で山崎さんに興味を持たれた方は、まずは、山崎さんの音楽を聴いてみてくださいね。
以下に関連のURLを記載しておきますので、是非チェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント